障がい者雇用への取り組み

私たちは障がいの有無に関わらず、「誰もが活き活きとやりがいを感じて働ける職場作り」を目指して障がい者雇用促進に取り組んでいます。

その一環として、障がいのある方が誇りとやりがいを持って働ける職場環境を醸成する目的で、2012年4月に社内に「チャレンジドセンター」を設立しました。チャレンジドセンターでは、主に書類の電子化(スキャニング)や入力業務を行い、様々な障がいのある方が活躍しています。また、他部署でも、チームの一員として沢山の障がい者の方がその力を発揮しています。

2014年9月、チャレンジドセンターの活動を通じた障がい者の雇用促進・職業安定化への貢献が認められ、独立行政法人高齢・障害者・求職者雇用支援機構より、「平成26年度障害者雇用優良事業所」として表彰され、管理担当者が取り組みについての講演を行いました。現在では、障がい者の雇用促進や活躍を願う多くの企業から事例紹介や講演の依頼を頂き、インターンシップ生の受け入れも積極的に行っています。

また、2016年3月には、厚生労働省委託事業である精神障害者等 雇用優良企業認証事業において、精神障がい者等を中心に障がい者の雇用促進に積極的に取り組む企業として、「精神障害者等雇用優良企業」の認証を取得しました。今後も障がい特性に配慮しながら、個々の成長をサポートできるような取り組みを行ってまいります。

環境経営

私たちはアウトソーシング企業として、私たちにできる環境保全活動に常に取り組んでいます。自社の各拠点において、CO²削減(使用電力/資源の省力化、廃棄物の削減)、ペットボトルキャップや使用済切手回収によるワクチン寄贈、5S活動等を実施し、また、各地域における環境保全活動(地域清掃、河川浄化活動)や、お客様の環境課題に対するソリューション提案(業務プロセス改善、ドキュメントの電子化、環境配慮型商品の提案)などを行っています。更に、これらを推進するため、全従業員を対象とした環境マネジメントシステム教育研修を実施しています。当社は環境経営に継続的に取り組み、これを進化させるための手法として、環境マネジメントシステムを導入しています。2008年に環境経営システム:エコステージ認証を取得し、2022年にISO14001:2015認証を取得しました。アウトソーシング業はお客様先でサービス提供を行うことが多いため、お客様の環境保全活動の目的やシステムを全従業員が正しく理解し実践していくことも非常に重要です。私たちはマネジメントシステムの考え方を正しく理解し、当社が果たすべき社会的責任(CSR)の一環として、企業と社会・地球環境が調和的に存続するための環境経営と環境マネジメントシステム(EMS)の継続的改善活動に取り組んでまいります。

働きやすい環境づくり ~ダイバーシティへの取り組み~

当社は従業員にとって「自己の成長発展を実感できる企業」であることを目指しています。結婚、出産、介護など様々なライフイベントが発生した際も、安心して働き続けられる制度を備え、その人に合った働き方をサポートすることで、多様な人材が個性を活かして能力を発揮できる環境づくり(ダイバーシティ)への取り組みを強化しています。

●産前産後休暇、育児休暇、介護(看護)休暇
各休暇を取得し、職場復帰を果たしている従業員が多くいます。育休に関しては男性従業員の取得実績もあり、産休取得後も職場復帰できるような体制を敷き、多くの従業員が仕事と家庭の両立を果たしています。
●高齢者雇用促進
定年退職後、満60歳を超えても働く制度があります。
●各種教育・研修制度・奨励資格取得報奨金制度
全従業員は入社時にイニシャル研修として、労務・倫理・環境マネジメントシステム・個人情報保護マネジメントシステムについて説明があります。新卒研修は入社後4年目まで定期的なフォローを行っているほか、就業力の強化につなげるべく外部研修や管理職研修を用意しております。
全従業員が自ら学習し成長する人材となるために、特定の資格を取得した際には報奨金で受験料をサポートする制度があります。
●コミュニケーションの場づくり
全社ボーリング大会、周年行事を通じて、普段会うことのない他部門の従業員や役員との交流を図っています。また、社内研修で社長との質疑応答を通じてボトムアップのコミュニケーションの活性化に取り組んでいます。