大学図書館運営のアウトソーシングで14年の実績を誇る日本アスペクトコア。600名を超える図書館のプロフェッショナルを支えているのは、年に約30回開催、350名以上が受講している無料の研修制度にあります。閲覧、レファレンス、目録などの業務毎に初級・中級・上級のレベル別研修を体系
化し、確実なスキルアップを図っています。この研修体系は閲覧からレファレンスへ、閲覧から目録へといったステップアップ（キャリアパス）をも包括しているため、スタッフは自己の成長と結びついた高いモチベーションで日々の業務にあたることができます。
新入生への図書館利用案内、資料の検索の仕方、データベースの使い方、レポートの書き方といったガイダンスをスタッフで企画し、運営実施しています。また、教員と連携し、ゼミの内容を踏まえたカスタマイズガイダンスや、留学生を対象
にした英語での図書館案内も実施。お客様の要望に合わせたガイダンスを通して、図書館の活性化、学生への学習支援、ひいては日本アスペクトコアが目指す「生きる力を培う図書館」を体現していきます。
目録作成スキルなど、個々のスタッフの専門性を強化することはもちろんですが、大小様々な大学のニーズに合わせた人材配置に日本アスペクトコアのこだわりがあります。アウトソーシング開始の立ち上げ時期や、スタッフ交替時にはトレーナーが現場を訪問。
引継ぎに立ち会うだけでなく、業務フォローも行うことで、実務への影響を減少させつつ実践に即した研修効果を発揮します。管理担当者による年に数回の面談も必ず実施し、チームワークによるシナジー効果を最大限に生かす体制を整えています。
日本アスペクトコアの強みは、実務の詳細やフローなど業務プロセスの可視化にあります。弊社は、大学図書館運営委託業務において、品質マネジメントシステムISO9001の認証を取得した国内初の事例となりました。科学的・客観的なマネジメントシステムの手法に則り、永続的な品質保証と継続的な業務品質の向上を図ります。
また、品質保証の精緻さと、実務効率にも十分に配慮しながら、業務手順書を作成。細やかな研修体制とともに「生きたマニュアル」を繰り返し改訂して運用し続けることで、安心して任せられる委託業務を実現します。1年～数年に1回の蔵書点検や、移管作業、システムリプレイス時などにも、こうした体制が威力を発揮します。
教務事務には、一般に「授業支援」といわれる教員と密着した領域が欠かせません。授業で使用するレジュメの印刷、プロジェクタやPCの準備、AV／PC機器の使い方レクチャー、不慣れな場所へのご案内など。こうした細やかなサービスを通じて教員が授業に専念できるようサポートするノウハウが、日本アスペクトコアにはあります。
特に、授業支援拠点として、オープンで快適なオフィスのような教員控室の整備をご提案。既存設備の運営代行はもちろん、新規設置の場合はレイアウトや提供サービス内容企画から一貫してご依頼いただけます。教務事務の中でも特に人手と時間を要しがちな授業支援をアウトソーサーが専任することで、教育研究環境の充実を下支えいたします。
授業外講座、カンファレンス、学会などの公開講座運営は、一時性・季節性が高い上に人手を多く要するため、教務事務部門の負担になりがちなものです。日本アスペクトコアは、開講場所・アルバイトの手配から当日受付、会場内外の掲示物の作成・広報、誘導・管理などまで、きめ細やか
に、トータルにサポートするノウハウを持っています。特に、教務事務・授業支援・講座運営を一体としたアウトソーシングサービスを導入することで、学年暦に応じて発生する繁忙・閑散の変動に対しても、無駄なく効率的な事務運営体制を実現します。
通年通学のカリキュラムに比べ、受講者数や授業内容の変動が比較的多く発生する通信教育事務は複雑になりがちです。サービスの柔軟性が高い日本アスペクトコアだからこそ、大学の特性や事務運営の実態に合わせたサービス構築が可能になります。
教務一般はもちろん、さらに通信教育ならではのノウハウや、スクーリング運営対応まで実績を持つ企業は多くありません。通信教育受講者の募集から講義計画・実施、成果確認まで、一貫して通信教育事務をサポートします。日本アスペクトコアは、あらゆる教務事務ニーズに対応します。
大学の研究成果を発表する主要な媒体として、紀要があります。ドキュメントに強く、かつ大学独特の文化も熟知している日本アスペクトコアは、紀要編集の事務作業集約をもノウハウとしています。商業出版など編集経験が豊富なスタッフを配置し、専門的知見を学内に導入。一般的に複数部署に分散している各学部の紀要編集事務を、大学固有の経緯や
実態に即してゆっくりと一元化していきます。学外の有用な専門性と、学内の文化・現状とを無理なく結び付けていくことが、アウトソーサーの本領です。サービス導入後、数年でほぼ確実に、編集品質や業務効率・業務継承性の向上、印刷コストの最適化といった成果が得られます。
大学の国際化は、教育行政における国の重要政策の1つです。これに伴い、大学では学内の体制整備、特に教務事務における新たな取組みや質の向上を求められるシーンが増えています。教務事務に深く関わる日本アスペクトコアは、
国際関連部署へのサービスが可能な多言語対応人材も豊富に有しています。たとえば英語のみで行われる授業の編成プロジェクトなど、新たな変革に取り組まれている大学様へのご支援が、今まさしく進行しています。
学生が就職活動をする前に一般企業で就業体験をする「インターンシップ」。企業の新卒採用活動でも評価され、また社会に出る準備としても効果的なため、最近ではほとんどの大学で行われています。弊社では、神奈川工科大学様の正規授業として行われている「インターンシップ準備演習」を受託しています。日本アスペクトコアのノウハウとナレッジを
結集して授業の全体像を企画・設計し、業界研究、社会人としてのマナーやコミュニケーション、エントリーシートの書き方、面接の心得、コンプライアンスなど、インターンシップだけでなく、就職活動や就業後にも役立つ内容を取りそろえました。弊社社員が講師役も務め、学生アンケートでは80％以上から「満足」という評価をいただきました。
教職員が教材や事務文書の印刷にかける時間も、大学行政において見えにくいコストの1つです。ドキュメントに強みを持つ日本アスペクトコアのサービスを導入してセンター化すれば、労力・機材・空間などのコストがほぼ確実に減少します。印刷・制作物に関わるあらゆる相談事に対応し、かつ最適な処理効率を継続できるプロフェッショナルチームをキャ
ンパス内に常駐させることによって得られる「安心感」が、本サービスの最大の価値です。また、学内印刷センターで処理しきれないボリューム・仕様の印刷物があっても、当社が都内に保有する印刷センターにてバックアップ処理も可能なため、さらにご安心いただけます。教職員の業務効率・満足度の向上に、一役も二役も貢献いたします。
補助金使用ルールや科研費申請手順などを策定しても、展開・徹底には相当な時間と労力を要します。たとえば、文系の研究領域でも科研費申請できることをご存じないケースも少なくありません。日本アスペクトコアのサービスでは、大学様ごとにガイドブックや手引きなどを作成し、繰り返し説明会・個別相談などを実施して、補助金に関する情報の学内
展開を進めます。もちろん、事務負荷軽減に留まらず、最終的なサービスのビジョンは大学様と同じ、研究活動の増進そのもの。たとえば研究費の傾斜配分化など、大学組織単体では取りにくい施策も、第三者が内部から後押しすることで進めやすくなり、研究活動の活性化につながります。
一般的に大学のステークホルダーは、在学生、教職員、父兄、卒業生、地域住民の5つであるといわれています。大学と卒業生とを結ぶ同窓会の存在は、大学のブランド価値を左右する非常に重要な要素の1つ。しかし会報発行や大会の運営など、同窓会を維持する活動だけでは、本来同窓会が持つ力は十分に生かされません。
日本アスペクトコアは、学生支援、就職支援、異業種交流会などのイベントを学内と連携して積極的に仕掛ける、「攻め」の同窓会運営サービスをご提案しています。大学を深く知る日本アスペクトコアだからこそ、長期的な大学のブランド戦略にまで貢献いたします。
